知ることは生きること コンサルタント長野健太のブログ

プライベートコンサルタントとして得た知識を1人でも多くの人に届けたい

【新型コロナウイルスの現状と対策】3月30日時点

3月30日時点世界での感染者数が72万人を超えて、死者数が約3万4000人となりました。(致死率は約4,7%)


上記感染者のうち、2割の方はすでに回復されているようです。




日本では約1900人の方が感染、57人が亡くなっています。(致死率は約3%)


上記のうちすでに2割の方が回復されています。(クルーズ船感染者を除く)


数値に上っていない無症状者が多数いるならば、実際の感染者数はさらに多く、致死率は相対的に下がるのではないでしょうか。




【訃報】29日の夜に新型コロナウイルスによる肺炎により 志村けんさん(70) が逝去されました。





私をはじめたくさんの人を楽しませて、お茶の間を笑いの渦で元気にしてくれた志村けんさんのご冥福を心よりお祈りいたします。




空気感染の有無



メディアでも取り沙汰された新型コロナウイルス空気感染説。



そもそも感染症の経路とは(日本では)・・・



①垂直感染


→ 一般的に母子感染のことをいわれます



②水平感染


・接触感染


・飛沫感染


・空気感染


・媒介物感染



WHOはエアロゾル感染が起きる可能性を指摘しています。


が、上記の感染経路にはエアロゾル感染はありません。実はエアロゾル感染の定義は世界でも曖昧で統一されていないため、飛沫感染と空気感染とエアロゾル感染の境界がよくわからなくなっているのです。そもそも日本にはエアロゾル感染はありませんし。


なので新型コロナウイルスは飛沫感染は起きるが空気感染は起きない。ともいえるし、空気感染も起きる。とも言えるわけです。


医療現場で気管挿管などの専門的な医療処置を行う場合など、特定の特殊な条件下ではエアロゾルによる感染の可能性が指摘されています。


通常の状況ではエアロゾル感染は起こりにくいのかもしれません。


ただし、新型コロナウイルスはまだまだ分かっていないことが多いため油断大敵ですが。



※エアロゾルとは日本エアロゾル学会によれば「気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子と周囲の気体の混合体をエアロゾルという」


つまりざっくりいうと飛沫よりも微小な物質のことです。



いずれにしろ、比較的長い時間ウイルスを含む微粒子が空気中を漂うことがあるという事実があります


よって対策としては人の密集する施設に長時間滞在しない


部屋の換気を適度に行うことです。



※マスクの使用に関して


人が密集するような満員電車内などでは、しないよりはしたほうがいいかもしれません。


しかし屋外ではマスクをすることで感染リスクを軽減できるかについては疑問符です。






改めて手洗いの重要性






国立医薬品食品衛生研究所によると、


流水で15秒手洗いをするとウイルス残存率が約0.1%


ハンドソープで60秒洗い後、流水で15秒流すとウイルス残存率が約0.001%になるそうです。


たとえウイルスが手についても心配することはありません。


身体の中に入らせなければいいのです。入らなければ感染しません!


その為にやることはもちろん手洗いです。


それでも心配な方はアルコール消毒すると万全です。